影絵のように美しい物語だけ見てたいわ

久々に、めちゃくちゃ久々に、超×100久々に羽豆岬を聴いたわけです。聴かないようにしていたわけでもないけど、もうずいぶんと聴いてなかったのだな、とイントロを聴いた時に思いました。しぬ、なんて軽やかでさわやかで優しい音楽なんだ、そしてそこから続くゆったりしたユニゾン、目を閉じればここは南知多、なんてわけもなく年が明けたら大掃除するから!逆に!と言ったまま10月になった部屋の布団で歯の痛みに耐えているのが実情でございまして。

最後に羽豆岬に行ったのは当時好きだったお姉さん(アイドルのことです)が卒業するその直前くらいだったかしら。フォロワーさんが羽豆岬行ってくるねとその人に言ったらつるちゃんも連れてってあげて、というようなことを言われたと言って誘ってくれたのです。世界はいつだってやさしさに溢れていて、とりわけ彼女の周りは優しさに溢れていた。少なくともわたしが知っている彼女はとても優しい人だった。本当に最後の握手会で偶然前後になりちらっと喋った名前も知らないおじさんが「ここ一年は握手も変わってね、」と言っていたけど、私はその一年の間に好きになったクチだったので非常に、非常に複雑な気持ちになったこと未だに覚えています。他人に私とアイドルの思い出を邪魔されるのが苦手だな、ということをはっきり思うようになったのは思えばあの日からだったかもしれない。

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