最近見た映画「ピクセル」と「TED2」、「アントマン」。

やっぱり映画館で見る映画は集中して見られるし、家で見るのとは話しの入り方が違いますね。昨日映画を見た後友達と会ったんですけど、そこでポップコーン食べるか食べないかって話になりました。友達は映画館で物を食べるのはあり得ない派。かたやわたしはポップコーン大好きマン。相容れない存在でした。まあ劇場側が売ってる物くらいは許してほしいよね、気を使って食べるから。一度マクド持ち込んでる人見た時はガッデムだったけどな。

以下ぽつぽつと感想書きます。ネタバレあるよー。

ピクセル

80年代に開催されたゲーム大会の映像を宇宙への友好的メッセージのつもりで打ち上げたら、それが敵意むき出しのメッセージとして受け取られていて、十数年後にゲームを模した形で宇宙人たちが襲いに来たよ!!っていう話。アダム・サンドラーが結構好きなので見に行ってきました。なんでもいいけどブレナー(アダム・サンドラー)の幼少期の役者カッコ良かった。物語はブレナーと友人ウィルが街にオープンしたゲーセンへ行くことから始まるんですが、ゲーセンで実力発揮→大会への流れはいいとして、大会で敗北→現代へ、の流れが急でビックリした。一瞬お?!お?!って思った。わたしの理解力が遅いだけなんだけど。なによりビックリしたのはウィルが大統領になってることと、めっちゃ世間から叩かれてそうなことだったわw

最初に宇宙人が攻めてきた時、軍の施設がメチャメチャにされるんですけど、そのあと軍人の一人が「戦利品」として宇宙人側に回収されちゃうのが恐かった!わたしレベルのビビリになると、あそこだけで大概ホラーでした。だって人間がキューブになってぱらぱらお空に還っていったんだよ!恐かったわ!ママーー!

どうも襲って来たのはゲームだってことで、ブレナーがホワイトハウスに呼び出されて、というところから本格的に対宇宙人になっていくんですけど、だんだんと政府側に馴染んでいく様子が良かったな。軍人にゲームを教え込んで、いざ決戦の時を迎えるけど結局軍人役に立たなくて、武器を奪ってブレナーが戦いだしたら、もう無敵状態で清々しかった!渋るラドロー*1にも戦うように言って、二人で無双!!素晴らしかったですね…。

幼少期のゲーム大会でブレナーを破ったエディ・プラント*2にもわざわざ刑務所から引っ張り出して協力を仰ぎパックマン戦。見事な戦いで勝利を収めて、いい感じに世界が沸いて、訳ありヒロイン*3誘って祝勝会とか出ちゃって、ブレナーいえ~い!って思ってたら宇宙からおこなメッセージ。ずるしただろ!ルール破ったのはお前らだ!クソが!地球襲いに行く!って宇宙人おこ。ずるしたのはやっぱりクズだった。サングラスの裏に裏技書いてたみたい。それを知ってヒロインの息子はエディに言うけど、エディは開き直って去って行った…。クズはいつまで経ってもクズなんだ…。そんなこんなしてたら、ヒロインの息子が宇宙船に回収されてキャ~~~!!!

最終決戦はブレナー、ラドロー、ヒロインで始まる!と思いきやそこに大統領も!ありとあらゆるゲームのキャラが街を破壊していく中、地上はラドローに任せて大統領とブレナーとヒロインの三人は宇宙船からの宣戦布告を受けて自ら進んでお空に還ることに…。いわゆるボス戦ですね。宇宙船の中で繰り広げられるゲームはあのドンキーコング!ってのがまあ分かってたことだけどウゥ~~ってなるポイントですね。ゲーム大会であのクズに負けたゲーム。「何かうまくいきそうになっても大きい猿(ゴリラって言ったかな?)が樽を投げつけてくる」ってブレナーが祝勝会でヒロインに語ってたのもあって、ここでドンキーコングぶつけられたらもうハアァアって感じでした。わたしったらどんだけ真面目にこのアホ映画を見ているんだろう。

「パターンがないから勝てない」って諦めかけるブレナーに息子が上からエディがズルして勝っただけだと伝えると、じゃあ俺が世界一…?と。そこからもう怒涛のハンゲキですわ。一瞬で勝ちですわ。ヤッタネー!!!っていう終わり方。もうなんか、良い意味でアホ映画ですごいわたしは好きだったけどな。色々細かいところ気にしだしたらとめどないかもしれないけど、そもそもこんな映画だからこまけえことはいいんだよって話ですよね。

面白かったからDVD出たらもう一度見たいo(^-^)o

TED2

なんか字幕版だと夜ばっかりで都合が合わなかったので、若干不本意ながら吹き替えで鑑賞。でも有吉の吹き替え案外良い味出してるんだなー。前作のヒロインはまさかの不参加。ジョンは離婚しちゃってた。理想の男になろうと頑張ったけどある日自分じゃないって気づいちゃったらしい。まあそんな結婚生活長続きせんわなー。

タミ・リンと結婚したテッドが子供が欲しいよ~!ってなって養子貰おうとしたら政府的にはテッドが人間じゃないと判断されてるから無理ですって言われて、いや俺人間だしもうこれは訴えますわっていう話。地味に人権問題っぽい感じが壮大。今回のヒロインはその過程で出会った弁護士のサマンサ。新人弁護士で結構可愛い。でもテッドたちと同レベル。つまりなんか吸ってる。結果的にジョンとくっついてた。今度はうまくいきそうな結婚が出来そうで良かったなと思いました(こなみ)

まあテッドは人間ではないんだけど、所有物認定された時のテッドは可哀想だったな。前作でテッドのストーカーしてたドニーが出てきて笑ったし、またストーカーしてて笑った。アイツほんと気持ち悪い。かつらは可愛かった。

前回も別にどちゃくそおもれええwwってなったわけではないけど、今回はより一層フーンって感じで終わってしまった。わたしレベルでは手におえない下品というわけではないんだけど、今回はわたしの価値観に合わないジョークが多すぎた。まあもうそれは価値観の問題でしかないからどんまいって話だ。相変わらず絶妙に可愛いテッドの動きと絶妙にクズい発言は素晴らしかったよ。前作では本当に話の通じない女だった気がするタミ・リンが真人間に近付いてたの笑った。思いのほか真剣に愛し合ってる子の人達。

アントマン

妻に捨てられた前科者が娘に会いたくて頑張る話。
面白かったですよ。普通に。ピック博士と娘、スコットと娘の関係が面白かった。スコットの娘は基本的にスコットを好きで、そこがずっと良かった。蟻サイズになって繰り広げられるアクションも面白かったですよ。本人たちはめちゃめちゃに大合戦してるのに、人間レベルから見たらおもちゃが転がっただけでしかないとか、誘蛾灯に何かが引っかかったくらいにしか思えないとか、そういうのがシュールで映画館でも笑いが起きてました。

ストーリーとしても結構面白くて、スコットがんばれーって思った。まあクズなんだけど。でも、嫌いじゃなかったな。スコットとピックの娘であるホープの心理的距離が近づいていく過程がめっちゃ良かったー。最初めっちゃ嫌われてたけど最後チューしてたよ。はっはっは。ちゃんと博士とホープの仲直りというか、雪解けっもあって良かったな。

今回の悪役であるダレンが誰かに似ててずっと気になってた。誰か思い出せないけど。なんか師匠に対する愛憎って感じもあったのかな。なんで自分を遠ざけたって最後に聞いてたし。なんか、色々おかしくなっちゃった人なんだろうなあ。なんというか。悪役というか、なんというか。まあ嫌な奴だったけど。

めっちゃ蟻が出てくるっていうのは聞いてて、もう虫の映像を見ただけでもじんましんが出たように体がかゆくなるわたしとしてはそこは大きな懸念事項だったんですけど、最初こそお、おう…って思ったものの割と早い段階で気にならなくなったし、むしろラストスパートでアントニー(スコットが相棒と呼んでた飛べる蟻)が死んだ時はちょっと胸が詰まったレベルだった。もはや蟻が可愛く見えてくる謎。まあ現実で見たらじんましんなんだけど。

 

そんなこんなで、特にピクセルとアントマンが面白かったかな!テッドも可愛かったけど。映画館に行く、という行為にハマってるので今度は何を見ようかなーって考えてます。この間ゆかりちゃんは「俺物語!!」の試写会に行ってきたそうで。公式ツイッターにゆかりちゃんのブログが取り上げて頂いてて嬉しかったですね_(_^_)_

ゆかりちゃん、漫画の俺物語!!も面白いって言ってたのよく覚えてるから、見るんだろうなーとは思ってたけどまさか試写会に行ってたとは。すごいなー。普段はこういう映画はまあ絶対見ない方のやつなんだけど、さすがにこればっかりは、ゆかリストとしては行くべきなのかな?!笑

*1:こちらも子供時代からの友達。頭おかしいレベルの陰謀論者で典型的にヤバいヲタク。でもヤバいヲタク故に宇宙からのメッセージにめっちゃ早めに気付いてたw

*2:クズ

*3:ただのバツイチ