インサイド・ヘッド

昨日は梅田に出て映画を見ていました。夜中に起きてしまいそこから27時間テレビを見続け睡眠二時間でバイトに行き、そこから直で都会へ出て映画を見てビールを飲んで帰宅したのは二十二時頃でした。四時頃から飲んでたのでもっと早く帰れるかと思ってたら、思いのほか盛り上がって結局五時間くらい居たらしい。つらい。もう若くないのに。

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でも楽しかったですけどね。明日も早起きなので今日は早く寝ないと。とはいえ昨日も家に帰ったらバタンキューだったんで、割としっかり寝られたんですけどね。目覚ましなしで起きられたし!まあ、明日頑張ったら明後日はゆっくり寝られるから頑張ります。

インサイド・ヘッドも本当映画中に寝てしまったらどうしようと27時間テレビ見ながらずっと戦々恐々としてましたが、最初の方こそ危なかったものの(これはまた後で書きますが笑)映画が面白かったので全然眠気が来ずに無事見終えることが出来ました。やったね!!そのあとの飲みも楽しかったし、まあ良かったな。でも岡女が見られなかったのだけが心残りです。肝心のゴールデンタイムの27時間テレビを全然見れてないよ。さんまと中居の今夜も眠れないが終わった後に起きるというタイミングの悪さもあって、なんかあんまりエンジョイ出来なかった。夜中のフジの怖い話?とかいうの面白かったですが。先輩芸人の嫁とワンナイトラブするのはやばいよなー。笑

 

インサイド・ヘッドの前のお話

というわけで、インサイド・ヘッドを見てきたよという話を書きたいと思います。

最初に監督が出てきて「これはきみの物語だよいえい」みたいなことを言っていよいよ映画が始まるぞ!と思ったらドリカムさんの歌が流れて一緒に誰か分からん恐らく一般公募の色んな人達の写真がもう割と雑な感じで垂れ流しという謎コンボに混乱しました。なんだろう、あの妙な居たたまれなさ…。歌は好きなんだけど、これは要るだろうか?と正直真顔になったなあ。ライリーライリーこっち向いて!

そしてそれも終わりいよいよ映画が始まりますみたいな字幕が出てヨッシャーと思ってたら短編上映という!火山のおじさんが自分のふもとでイルカや鳥がイチャコラしてるのを見ながら羨ましいなあ孤独だなあって思いながら歌ってたら海の中からその歌を聴いて火山おじさんにガチ恋してる火山姉ちゃんが居て、という話でした。この文章で伝わる気がしないけど。まあそんな嫌いではなかったけど。。火山姉ちゃんがウオオオオって高まってにょっきりと海の上に頭を出したと思ったらクソでかいしそのエネルギーに負けて火山おじさん海に沈んでいってなんて悲しいんだ!と思いました。歌いながら火山おじさんを探す火山姉ちゃんですが、沈んでるから歌えない火山おじさんね。悲しい!悲しいじゃないかそんなのあんまりに!!とか思ってたらよく分からんけど火山おじさん復活して二人で仲睦まじく一つの山になってました。なんやそれ結局リア充か!(??)

 

インサイド・ヘッド

人間が抱く「感情」を主人公に描いたピクサー・アニメーションの長編作品。監督は「カールじいさんの空飛ぶ家」「モンスターズ・インク」のピート・ドクター。ミネソタの田舎町で明るく幸せに育った少女ライリーは、父親の仕事の都合で都会のサンフランシスコに引っ越してくる。新しい生活に慣れようとするライリーを幸せにしようと、彼女の頭の中の司令部では「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情が奮闘していた。しかし、ある時、カナシミがライリーの大切な思い出を悲しい思い出に変えてしまう。慌てて思い出を元通りにしようとしたヨロコビだったが、誤ってカナシミと一緒に司令部の外に放りだされてしまう。ヨロコビは急いで司令部に戻ろうと、ライリーの頭の中を駆けめぐるのだが……。

インサイド・ヘッド : 作品情報 - 映画.com

ライリーを幸せにしたいとヨロコビが奔走しまくってる。
このヨロコビ姉さん、マジハンパねえポジティブシンキングなのである。まるでポジティブ。純度ゼロのポジティブ。そんなヨロコビ姉さんを筆頭に5つの感情が脳内の司令部で色々なことを操作してライリーの感情を制御しているんだけども、すごく順風満帆に見られた人生に、ある日転機が。それが引っ越しなんですね。

11歳やそこらの女の子が超田舎から超都会に引っ越していく…。それだけでそりゃあ不安定になるわな、という話ですよ!引っ越してきた先は小さい家だしネズミが死んでたりして第一印象悪すぎ、引越し屋の手違いで家具などが乗ったトラックが全然来ない、家の近くのピザ屋はピーマンしか乗ってないピザしか売ってない(これはおいしそうだと思ったんだけど←)、オトンは仕事でうまくいってないのかずっとイライラしてる。等々それでなくとも環境の変化で手いっぱいなはずのライリーの心に色々とのしかかるわけですね。

つまり話の流れとしては「ライリーしあわせ!→引っ越す→引っ越し先の家こわい!狭い!親もイライラしてる!けどわたし笑顔で頑張るよ!→自己紹介で失敗した!学校馴染めない!つらい!ミネソタが恋しい!→学校どうだったって聞かれても!知るか!うるさい!→ええいこんな家、家出してやる!我はミネソタに帰るんじゃい!→オカン!財布からカード失敬すんで!→バスに乗ってミネソタに帰るやで!→あっやっぱやめる!→パパ!ママ!わたしミネソタが恋しいの!涙→パパもだよ→うわーん→ライリーしあわせ!」なわけですけど(適当すぎてごめんなさい怒らないで)とにかくこの裏でよく感情の動くこと。

ましてや途中からヨロコビさんとカナシミさんが脳内司令部から不慮の事故で(?)放り出されてしまってさあ大変。ムカムカとイカリとビビリだけが残って、そりゃあうまく感情を制御できるわけがないよね。脳内司令部のタワーから見えるところに5つ島があって、それがライリーの性格を形作る島ということで「友情の島」だったり「家族の島」だったりがあるわけですが、それが一つずつ壊れていくのがなんとも言えなかったですね。ひとつひとつライリーから抜け落ちていって、家出計画を実行した辺りからはもう司令部からなんの制御も出来なくなってしまうわけですよ。つまりついにライリーは感じることをやめてしまったわけですよ。もうこれが、これがさあ!ああ、人ってこうやって鬱になっていくんだな(´ω`)とこんな顔になりました。家出決行し始めた辺りはさすがに見ててつらいもんがあったな。

イカリ達が苦肉の策として打ち出した家出計画でしたが、いざそうなると「あ、やばいんじゃね?やめさせよう!あっ、なんで!やめさせられない!(ライリー感情しんだから)」ということになってパニクってるところになんとか帰ってくるヨロコビさんとカナシミさんね!他三名がヨロコビ助けてライリーを止めて!って寄っていくんだけど、ヨロコビさんは満を持してカナシミさんにやるように言うんだよね。

カナシミさんが触れたら今まで動かなかったところが動いて、ライリーは思いとどまってバスを飛び下りて家に戻って。それから心配して大騒ぎしてた親に、泣きながら引っ越してからの想いを告げるわけです。今まで押さえ込んでた悲しみが涙になって、その中で想いを吐露するライリーを見て23歳号泣であります。隣で思春期目前の子を持つ親も号泣していたぞ。

カナシミさんと司令部を目指してすったもんだする過程でカナシミがいかに大切か、そして今までヨロコビの思い出だと思っていたものにも、その裏にはカナシミの思い出があったことなどを学んだヨロコビ姉さん。一回り大人になったね!やったね!

まあヨロコビもカナシミも、イカリもカナシミも、ムカムカもビビリも、どこをどうとっても表裏一体ってことなのかしらね。最後の方は思い出の玉が二色になって出てきたりしてて、ライリーがひとつ大人になったんだなっていう気がしました!かなり面白かったです。DVDが出たら是非英語版で見たいな。今回は吹き替えで見たので。

なんか見てない人には全然意味不明なブログになってしまった、いや見た人にも意味不明だったら申し訳ないけども笑。。改めてゆっくり見たいですわ。DVDが待ち遠しいな♪ 次はジュラシックパーク辺り見たいなあー。はあ、まだ眠い。