ファンタスティック・ビーストと魔法の旅、思いのほか甘酸っぱかった話

ここ最近ジュンジュンがインスタだったり久住小春さんのブログだったりに登場することが多くてちょっと甘酸っぱい気持ちになっているのはどこのどいつだ~い!つるのだよ!やっぴー!!田中れいなさんもインスタ始めてたしこれはジュンれな(はい懐かしい単語すぎて地球割れた)発生のビッグチャーーーンス到来なのでは~~?!?!なのでは~~?!?!と騒いだのち田中れいなさんのコメント欄にジュンジュンいないか見たろ!わはは!と思ったらコメント多すぎて無理!さよなら淡い夢!となりました。

 

(以下映画の話、ネタバレもそれなりにしますがあらすじをしっかり書いてるわけじゃないです)

 

さてさてそんなこんなの最近なわけでございますが、先日満を持して見に行って参りました「ファンタスティック・ビーストと魔法の旅」!!ハリーポッター新シリーズと銘打たれた今作、もうその時点で見に行く気がそがれる!という謎の現象に見舞われていましたがなんとか見に行くことが出来ました。続編というわけでもなくただの新シリーズ、これいかに。と思っていたのですが、いやー悪くないですねめっちゃ良かった。見に行ってみたらなるほど確かに新シリーズだ!と思いました。

なーーんつっても主人公のニュート・スキャマンダーが好み!かわいい!カッコイイ!好きな外国人の顔をしている!!ごりマッチョとかじゃない!すらっとしている!!最THE高!!明らかにヲタクっぽいというか目が合いにくそう、内向的なの丸出し、という感じのニュートなのですが魔法動物と接してる時の優しい表情とか饒舌な感じがたまらん最高でした。特にグレイブスが取調室でオブスキュラスを持ち出してきた時のニュートが非常に好きでした。「役立たずか……」とオブスキュラスを見て呟いたグレイブス、それに対して怪訝な顔をするニュート……。ああー、ニュートめっちゃイイヤツ多分めっちゃ変人だけど……。

そしてヒロインのポーペンティナ・ゴールドスタインもめちゃくちゃかわいい、うわー好きじゃない外国人の顔だ!!!と思ってたのに登場から30秒で待ってやっぱり好きかもしれん、となった。正義感はしっかり強そう、野心もしっかりありそう、今は左遷されてしまってるけどどうも元の部署に復帰したそうでその想いが強そうすぎて最初の方はちょっとうるさそうだなと思ったけど、後半は行動を共にしてめちゃくちゃ頼もしいヒロインでした!ひーん!最高……。

そのヒロインの妹クイニー・ゴールドスタインもめちゃくちゃ良かったです。最初出てきた時はうわー好きじゃない外国人のキャラ(無駄にフェロモン出しまくってるフラー系)だ!と思いましたが登場から10分ほどで好き!!となりました(長い)。姉想いなところが良かったですね。

そんで外せないのがジェイコブ・コワルスキー。唯一のマグル。アメリカ的に言うとノーマジ。ノーマジの響きが慣れないすぎてマグルだいちゅち。銀行で偶然出会ってあれよあれよという間に巻き込まれてしまった愛すべきおじさん(小太り)。結局最後まで行動を共にするんですけど、最後にはちゃっかりオブリビエイトされちゃうんですよねー。この人がいなければこの映画は変わってたな。トランクの中に入って動物と触れ合い始めた時のコワルスキーはめっちゃかわいい。間違いなくイイヤツだった。オブリビエイト(といっても薬でだけど)されたけど、ラストシーン的には実は覚えてましたor思い出しましたというのもアリな気がするんだけどな~。次回に期待!

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とにもかくにもめちゃくちゃ良い四人だったわけであります。それだけでめちゃくちゃ良い作品だった~!!話はハリーポッターよりも大人向けかなって感じもありましたがまあそれこそ魔法動物ちゃんたちは可愛いので子供も観られるかな。今回出てきた「オブスキュラス」はなかなか怖いヤツだったな~。ふ~んと思いながら見て帰って翌日ふと「あれ?アリアナってたまに暴走するとかなんとかあったよな…あれ…?オブ、オブスキュラ……」となってワナナナナナ!となりました。もしアリアナがオブスキュラス持ちだったとしたら、今作にグリンデンバルトがしっかり出てきただけにダンブルドアの過去とかも観れちゃうのでは?ひも解かれちゃうのでは?とときめく心がインセンディオ。

ニュートの元カノ?がレストレンジ姓だったりとここからもまだまだ面白いなにかが語られそうな予感。人は変わる、みたいなことを言ってた気がするからリタ・レストレンジが途中から闇落ちしちゃった感じなのかなー。元々変わり者同士、という感じで仲良かったみたいだし。リリーとスネイプを思い出したりしてた。学校入る前はまあ変わり者同士だったわけだし(せやろか)。

オブスキュラスももっと掘ってほしいすね!掘ると思いますけど!クリーデンスも多分生きてそうだし……。わざわざ映してたからなー。オブスキュラス持ちはクリーデンスだと初めて分かるシーン、グレイブスに静かに怒り失望しながらほろほろと黒い糸みたいにほどけていってオブスキュラス形態(なんと表現するのが正解かワカラナイツ)になるあのシーンがなかなかに恐怖心を煽られた。なるほどこいつはヤバいやつ!って思った。まあなんつーかクリーデンスって可哀想。普通に可哀想。グレイブスもうまいこと彼を依存させたものだと思うけどまあするわな、あの境遇とあの状況じゃするわな、なかなかほもほもしかったのでこれは一部局地的なヲタクの皆さんがグッとこられているのでは、と少し検索してみたらやっぱりみんなグッとこられていて今日も日本は平和だな、とか思いました。おーい見てるかマクーザ、日本のマグルはいつだって平和だぞ~!

やっぱりCGとか映像技術も日進月歩なので今描かれる魔法はいつでも今が過去最高よね~。綺麗だわ。さあ3Dでご覧ください!タイムが多すぎて2D派のわたしはまあまあ気持ちが手持無沙汰な瞬間もありましたがまあ全然平気、ていうか一回3Dで見といた方がいいかな~。どうせ長いことやりそうだし。考えておこう。なんとて死刑執行のシーンを3Dで見たいな、という想いが強い。ニュートとティナが死刑執行寸前になるところがあるのです。めちゃくちゃ怖かった~。大丈夫なのは分かってるけどドキドキする感じ。でもあそこでニュートとティナの信頼関係の第一歩が生まれたような気もする。するする。ああ~ん!たまらんやばい。この二人のこれからのストーリーがあまりに楽しみすぎる。イギリスに帰るニュートをお見送りに来たティナ、もうこのラストシーンあまりにあまりにあまりに!!魔法動物の本が出来たら送るよ、と言って船に乗ろうとするニュート、慌てて戻ってきて「やっぱり直接持ってきていい?」とか!ぎゃーん!逃げ恥かよ!となりました。お前がヒラマサや!ニュート・ヒラマサ・スキャマンダーや!そしてティナは見送って船に背中を向け歩き出す、のですが。スキップみたいなのが混ざってた!なんだよ!君もかよ!!!ファンタスティック・ビースト~逃げるは恥だが役に立つ~すぎた……。この二人の可愛いストーリーがあまりにあまりにあまりに楽しみすぎる!!甘酸っぱいのなんかここだけなのに!すっごい甘酸っぱいイメージしか残らなかった!!薄い!わたしって相変わらずうすい!!色々楽しみ杉!!!グリンデンバルトとダンブルドアの話もめちゃくちゃ楽しみにしとこう。

最初はシリーズ化て、と思ってたけどこうなってくると話は違う、わたしの掌はクルーするために生まれてきました。ありがとう、JKローリング、ありがとう魔法界。待ち遠しいなあ第二作!!