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ちなみに一番好きな曲は花蝶願舞

諸々感想文

3月20日。色んな国の人々が行き交う街、大阪、難波────。
一日中人が多い街にもっと人が増える18時前後、わたしは多少焦る気持ちを抱えつつも人の間を縫うようにしてその混沌の街を歩いていた。

それから間もなく、わたしは地下へと続く階段を降りていた。僅かに聞こえる会場内の音声からして、ちょうど今Yes Happy!さんの出番だということが分かった。ドアを開けてホールに入る。広いステージにイエスハッピーパーカーの二人が立っていた。イエスシアターはホール形式の会場だから好きだ。椅子も綺麗だし座りやすい。ロビーが狭くて物販が混沌としやすいのが玉に瑕だけど。

とりあえず後ろの端っこに座ってみた。先に来ているはずの知り合いを探しつつ、息を整えた。少し落ち着いた頃、イエスハッピーさんが新曲「理想的なラブソング」を歌いだした。こういった会場で後ろから見るアイドルというのは…特にライブハウスでの活動が主になっているアイドルというのは、なかなかのエモーショナルがある。ライブハウスでも(大小問わず)ホールでも、なんだかんだで後ろから見るのが好きだ。後ろから見ていたらモチベーションがないと思われるかな、とかつまんなく見えるかな、いや彼氏面っぽくてやだわ!などというまったくもって無駄な自意識もあって割と前に行くことが多かったけれど本当はわたしは後ろから見るアイドルが好きなのだ。その景色が好きなのだ。最近はもうその気持ちを優先してもいいかな、という気分になってきている。

理想的なラブソングの気持ちいいサウンドを聴きながら、どうしてここにきてしまったのか、とそこに座ってもなお考えていた。話は一日前に遡る。

3月19日、わたしは姫路に居た。KRD8日下部早紀さんの卒業公演のためだ。見たいなあKRD、という気持ちはあれど、大阪ではLovelysが出演した舞台のアフタートークショーが行われる日だった。となればさすがに姫路に行こうウェイと即決できる話ではなくなってくる。でもアフタートークショーはひとりで行くにはハードルが高いなあ、と思っていたところで3月12日の4マンが決め手になった。そこでKRDがこの卒業公演の告知をしていた時、さっぴが冗談めかして「他の現場と被ってるから(来れない)っていう報告を何度も聞いた、その度に傷つきました」と言ったのちこれはあんまりハッキリ覚えてないのでニュアンスで受け取ってほしいのですが「他のアイドルはまだ(見る機会)あるけど、さっぴはその日で卒業だ」というようなことを言っていて、わたしはただその一言にあまりに胸を打たれてしまい、もうあの言葉を聞いた時点で姫路に行かないという選択肢は消えたも同然だった。

さっぴのことが好きなヲタクの家に前日から転がり込み気合い満々で19日の朝を迎えた。姫路は遠かった。色々話しながら電車に揺られていたら途中で窓の外にでっかい橋が見えた。明石海峡大橋かな?分からん!(バカ丸出し)と思いつつ、そんなのがこんなおっきく見える場所を通過しているのか、今、と思うとビックリした。姫路って思ったより遠いなあ。Lovelysの八木沙季さんはKRDに在籍していたこともある姫路っ子だ。その橋を見た時、今まで事実としては理解していた「やぎさんは姫路から大阪に通っている」ということを凄まじい現実として受け止めた。きっと帰りが遅くなる日も朝が早い日もあるだろうに毎回毎回こんなにも電車に揺られてるんだなあ、と思うと胸がいっぱいになって、それでもいつも笑顔でアイドルをしている八木沙季さんは本当にアイドルだなあと思った。偉いなあ。

そんなこんなで姫路で遊んで(これはそのうち写真と共にまた別の記事にします)、卒業公演の時を迎えました。対バン以外でKRD見たことない、もはやまだ名前が分からないメンバーが居る、などそんな程度のわたしが紛れ込んでいい場所ではなかったような気は未だするものの、結論から言うとわたしは本当に本当に感動して、KRD8を大好きになって帰ってきた。エモーショナルに敏感なのでライブ中はよく泣いた。感受性がおばけだった。最後、というエッセンス。アイドルに作用しすぎるんだよなあ。

わたしはKRD8のNever Ending Storyという曲がとにかく好きで、コールがアツいところもすごく好きで、一曲目にそれが来た時点で引くほど心に響いてしまいちょっと泣いた。「我らがリーダー!さっぴー!」というコールがバチコーンとキマっていて余計に泣いた。こういうメモリアルな公演に入る度に思うのだけれども、わたしは本当にヲタクのことが好きなのだと思う。ヲタクがアイドルに向ける想いが好きなのだと思う。だからコールが揃うだけで胸がいっぱいになるし、それだけで胸いっぱいになるのに、それが卒業ライブででその卒業するリーダーに向けられたそれなのだと思うと……。さっぴ本当に可愛くて輝いてて、どうしてアイドルやめてしまうん……?と心が震えました。

ゲストで出てきたやぎさんを見た時は言い知れぬ安心感に包まれました。うわ知ってる人~!安心する~!みたいな。いやまあKRDも知ってる人なんですけど割と。やっぱらぶりーずちゃん特別ですね!というような気持ちになりました。八木沙季さんと日下部早紀さんの「Wさき」。そんなWさきの「ぴょん・ぴょん・ぴ・ぴ・ぴ」という曲をやってて、ちょっともうなんか、うん……泣くよなあ。泣かせるよなあ、となりました。まあ知らないんだけど、わたしはWさきの歴史もKRDの歴史も知らないんだけど、感情移入の鬼だからなのか、それとも多少でもその歴史に触れていたのか、なんか泣けたなあ。やぎさんだからかなあ……。この曲も、そのあと歌った「らいらら」も多分やぎさん生誕で見たと思うのでそれはそれで割と思い出深い曲だったりするのです、初めて行ったLovelys定期がKRDもゲスト出演していたやぎさん生誕でした!思ったよりわたしの思い出の傍に存在しがちなKRD……。

あんまりタラタラ書いても仕方ないので割愛しますが、とりあえず端から端まで気合いと刹那に満ちためちゃくちゃいいライブでした。さっぴがあんまりしんみりさせたくないのか随所随所でおどけるような感じで余計にうう、となった。そんなさっぴが泣きながら「この子達をよろしくお願いします」と言った。一人一人じゃなんにもできない、八人そろったってなんにもできない、皆さんが居ないとダメなんです、と言った。「卒業って残される方がつらいんですよ」と話すさっぴの隣でエミリーが泣いていた。あまりに、あまりに泣ける空間だった…。さっぴの居なくなったKRDがこれから超えていかなければならない何か、踏ん張らなければならない何か、まあわたしはなんにも知らないんですけど、それでもさっぴが抜けた穴がとても大きいんだろうなということくらいは分かるので、ああ重いなあ、と思いました。あの瞬間わたしはもはやKRDのヲタクだった、ちょっと一瞬色々記憶喪失になってた。

 

とにかくすごくいいライブで、終電で家に帰り、やぎさんの偉大さを痛感し(大阪姫路の往復でおしりが姫路になっていた為)、睡眠不足なまま朝を迎えた。バチクソに余韻が残る中ツイッターを見たら、その日KRD8が出演するKANSAI IDOL LEAGUEのライブがあるということを知った。タイムテーブル的にも労働終わりに駆けこめば間に合う時間だった。いやでもさすがに(笑)いやいや(笑)となって労働に向かったものの、結局わたしはイエスシアターの後ろでイエスハッピーを見ていた。ヲタクって、本当にヲタクって。

シンプルにド好みの顔、という括りで見ればKRD8の三角笑里さんの顔が関西アイドルの中でも一番にド好みで、髪色から髪型から顔からド好みなのでいつも対バンではエミリーに注目していたのものの。物販はいつも並んでて時間が掛かることなどから毎度回避していたのですが、熱に浮かされたまま卒業ライブの時に初めてエミリーと話したんですね。多分その余韻もあったのだと思う。エミリーと喋りたいなあ、と思ったのだ。あと、8人の最後を見たのなら、7人の始まりも見たいなあ、と思った。ただいま3000文字超えた辺りです、ここで思い出して頂きたいので書いておきますがわたしはLovelysのヲタクです。まあそんな感じでわたしはイエスシアターに滑り込んだ、そういうわけです。なっげえ、ここまでなっげえ。

KILのKRD8はさすがに昨日の今日だった。正直なところ見ててしんどくなるくらい昨日の今日だった。当たり前なんだろう。あんまりに前を向かれていたらきっとそれはそれで切ないんだろうなあと思う。KRDのヲタクでもないほぼ外野のわたしでさえなかなかに切なく、今日エミリーと会ってもなにを話せばいいか分かんないなあ、と思って物販はいいや、と思ったけど結局写真を買ってわたしはエミリー列に並んでいた。じっくり話してくれるのは有難い話なんですけどわたしはとにかく並ぶことが苦手なのでKRDの物販はたまにしか行けないな、と並ぶたびに思います、う、うう……。しかしまあエミリーは可愛くて優しかった、話しやすいなあと思います。好きな人(アイドルのことです)と話す時もこんくらい喋れたらいいのにと思うんですけど好きな人(宮崎梨緒ちゃんのことです)だからこそ緊張諸々あるのである、ああ~、うう、りおちゃんはどこ~(KILにはいない)。

どうしてそこに行ってしまったのか。関西アイドルリーグ。考えてみたけど、答えは簡単だった。まだ余韻が続いていただけだ。余韻が続いているだけだ。今日KRDを見たい、そんな風に突き動かされてしまうほどのエモーショナルを摂取してしまったのだ。エモの余韻はこわい。なんだって出来てしまう。余韻が消えれば、この熱も消えるのかもしれない。消えるんだと思う。でも、それでも、7人のKRDをなんとなく追っていたいなという気持ちは残り続けるような気がする。さっぴはどえらいものを残していった。3月12日のたった一言に胸打たれて姫路に行ったように、3月19日のたった一言に胸打たれてわたしはこれからもKRDを気に掛け続けるのかもしれない。どこまでも惜しい、さっぴがアイドルじゃなくなってしまうことがこんなにも惜しい。

なんだかんだ言いつつ最後の最後までアフタートークに後ろ髪引かれていたけど、最終的には姫路を選んで良かったなと心から思うよ。あの夜のKRD8はやっぱりあの夜にしか見られなかったなと思う。Never Ending Storyで始まりNever Ending Storyで終わった本編。めちゃくちゃイイキョクだ。イイグループだ。エミリーがいちばんキツいのかなあと思わないでもないけど、今の状況キツくない人が居るわけないからなあ。これからのKRD8も変わらず良きグループであるようただただ願うばかりなのである。

ちなみにこの画像は顔がド好みこと三角笑里さんとイエスハッピーステッカーです。ご査収ください。

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咲き誇れ、明日へ|*さっぴのおちゃめな毎日*
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