影絵のように美しい物語だけ見てたいわ

久々に、めちゃくちゃ久々に、超×100久々に羽豆岬を聴いたわけです。聴かないようにしていたわけでもないけど、もうずいぶんと聴いてなかったのだな、とイントロを聴いた時に思いました。しぬ、なんて軽やかでさわやかで優しい音楽なんだ、そしてそこから続くゆったりしたユニゾン、目を閉じればここは南知多、なんてわけもなく年が明けたら大掃除するから!逆に!と言ったまま10月になった部屋の布団で歯の痛みに耐えているのが実情でございまして。

最後に羽豆岬に行ったのは当時好きだったお姉さん(アイドルのことです)が卒業するその直前くらいだったかしら。フォロワーさんが羽豆岬行ってくるねとその人に言ったらつるちゃんも連れてってあげて、というようなことを言われたと言って誘ってくれたのです。世界はいつだってやさしさに溢れていて、とりわけ彼女の周りは優しさに溢れていた。少なくともわたしが知っている彼女はとても優しい人だった。本当に最後の握手会で偶然前後になりちらっと喋った名前も知らないおじさんが「ここ一年は握手も変わってね、」と言っていたけど、私はその一年の間に好きになったクチだったので非常に、非常に複雑な気持ちになったこと未だに覚えています。他人に私とアイドルの思い出を邪魔されるのが苦手だな、ということをはっきり思うようになったのは思えばあの日からだったかもしれない。

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生きててごめんなさいと心から思った日

御堂筋線ホーム。時刻は既に0時を回り、皆足早に、しかしどこか気だるげに改札への階段をのぼっていった。私はトイレに行きたかった。漏れそうだった。このまま私鉄に乗り換えたところでどこかで死んでしまうと思った。しかしトイレに寄ると終電を逃してしまう可能性が高くなる。トイレは最寄り駅に着いてから行けばいい。そう自分に言い聞かせて私は京阪線の改札を通り抜けた。

次の記憶は駅員さんに肩を叩かれるところから始まる。おや、着いてしまったのか。はて、私の最寄は終点になるような場所ではないぞ。ああ、数駅手前の車庫がある駅に着いたのだな。おやおや、私としたことが、行き先を見てなかった。そう思いつつ電車を降りると寝ぼけているのか酔っているのか思ったよりも足取りがしっかりしなかった。次の電車あるかな、それともこれは終電なのかな、そう考えて電光掲示板を探したが目に入る前に「改札はあっちですよ」と駅員さんに声を掛けられた。ああやっぱり終電だったのか。最寄目前にしてなんと情けないことだろう。私の他にも数人今起きましたというような風情の人がふらふらと階段を降りていた。階段を下りながら、少し記憶の中の駅と違うような雰囲気を感じつつも私の中には他の駅にいるという可能性がまるでなかった。改札の前に並ぶタクシーの運転手を見ながら改札を通り抜けた。ここから帰ればツーメーターくらいで終わるのだろうか。それとも歩いて帰ろうか。

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09/25 Lovelys!!!!プラチナライブ〜いちばん大事なこと〜

(秋の夜くらい長いブログです)

初めてLovelys!!!!を見たのは昨年の12月23日、タワーレコードNU茶屋町店で行われている定期ライブでした。亀井絵里さんヲタクのアイドルが勝手に生誕祭やるらしいくらいの感じの情報をフォロワーさんからキャッチしてまあまあ悩んだんですけどなんか行ったんですよね。結果的に久々に摂取する現場でのプラチナ曲に思わずわなわなして泣いたことをよく覚えています。

物販などは行かずに帰るつもりだったのになんだかんだで写真セットを買ってLovelys!!!!の皆さんとお話して帰って、八木沙季ちゃんかわいいなあ、とかさやかさんってめちゃくちゃ手の力強くないか、とかそういう感想くらいで、まあスケジュールが合えばまた見たいなあっていう気持ちにはなったけどその後なんか現場がある日に友達との約束が入ってたり学校が外せない日だったりで結局その後現場に足を運ぶこともありませんでした。

(まだまだ前置き続きます)

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夢の終わり、アイドルの終わり

書かねば書かねば、いや書きたい、と思いつつ。
ちゃんと発売日に届いて、一回見たのに。
躍動した夏にかまけてなんとなく遠ざけていたブルーレイ。

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宮澤佐江さんの卒業コンサートのブルーレイを買いました。

ゆかりちゃんが卒業してからもう半年が経つんだなと思うと長かったような短かったような本当によく分からない気持ちになります。ついこの間までそこに居たような気がするしもう何年も前のことのように感じたりもする。どんなに穴のあいた日々を送るかと思っていましたが、ま~~~ご存知の通り五月には新しい現場を見つけて躍動していました。ばくわらです。

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